ノコギリで板を切っています。
いろいろな<おもちゃ>を作る活動の一環です。
まず最初は板から小片を切り出します。
ノコギリが跳ねて怪我をしないように手を添えて一緒に切ります。

切り落とした小片は何にしようか?
まず名前を書いておきます。
<スマホがいい!>となり、記号や印や模様などを書き込んでいきます。

シールを貼ってボタンなどもできました。

できた!

さっそく使います。画面をタッチして!

電話機能で<お話し>して!

お互いに何かやりとりをしているようです。

カメラ機能で写真撮影!(板の右上の丸いシールはレンズだそうです)

使い終わったらポケットにしまいます。

使うときはポケットから出して

こどもたちは大人たちのスマホ生活をよく観察していますね。
まさにごっこ遊び、模倣遊びです。
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<物>を考察する時の視点=<機能>と<形態>でこの遊びを見てみれば
<<形態>>
この<スマホ>形は本物の<スマホ>に似ているかもしれません。
<<機能>>
しかしこの<スマホ>では通信機能も電話機能もカメラ機能などもありません。
本当の<機能>がなくても、想像力で<機能>を十分満たしているのですね。
子ども達の大人社会への鋭い<観察眼>のなせるわざです。
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このノコギリの活動は手始めの一歩、また続きます。